王笑今(おう・しょうきん)は1968年、中国・内モンゴル自治区満洲里市生まれ。1991年に山東師範大学美術学部を卒業。
1990年代より中国現代美術の分野で継続的に活動を続け、油彩、映像、新聞コラージュ、紙作品など多様なメディアを横断して制作している。初期には「偉人シリーズ」や「侍女シリーズ」などの具象作品で注目を集め、その後は新聞コラージュやテキストの解体、イメージの再構成を通じて、社会的記憶、文化的記号、そして個人の認識との関係を探求してきた。
2019年以降は《君子之道》シリーズを継続的に制作している。鉛筆とグリッド構造を基本言語とし、反復と微細な変化によって秩序と光が共存する視覚空間を構築する。抑制された表現の中で時間、精神性、内的秩序を探究し、東洋思想と現代抽象・コンセプチュアルアートを結びつける独自の表現を展開している。
これまでに上海アートシーン画廊、マンダリン・オリエンタル・マイアミ、上海芳草地画廊などで個展を開催。メルボルン「紙上至上」、上海紙芸術国際ビエンナーレ、ニューヨークでのグループ展、「同温層」「観念の後―ポスト・アブストラクションと現代美術」「柔らかな力」などの展覧会にも参加している。